あなたが小学生や中学生の時、親に怒られながらも熱中したことはなんですか。
私くらいの年代ならゲームと答える人も多いのではないでしょうか。
当時「絵描衛門(デザエモン)」という、自分でキャラクターデザインを作成できるファミコンソフトがありました。
当時1万円弱くらいして買うことができなかったのですが、そんなことが出来るかと衝撃を受けたことを覚えています。
そして、そんなことが将来仕事でできたら楽しそう!と、小学生ながらに漠然としたわくわく感を覚えました。
しかし、年月は過ぎ、そんなわくわく感はどこへやら、気がつけば当時のイメージとは全く違う職場に就職をしていました。
幸い私の場合は、自分のやりたいことをやらせてもらったこともあり、歯科技工への道を進むことが出来たのですが、自分のやりたいことを見つけられた人は少ないはず。
何となく周りに合わせて就職、進学を決め、その後も何となく敷かれたレールに乗っかってしまっている人も多いのではないでしょうか。
もし、今の仕事に少しでも不満を持っているのであれば、転職してみることをおススメします。
私の場合は、二度の転職を経験しています。
しかも、歯科医療 → 電気系エンジニア → 宅地建物取引士と異業種を渡り歩いてきました。
そんな経験から、自分の仕事に疑問を持っていたり、転職を考えている人の背中を少しだけ後押しをしたいと考えています。
転職なんて考えたことないし、もう年齢的にも遅いし、なんて思うのでしたら、この続きを読んでもらって、自分の持っている考え方と比べてみてください。
仕事に対して漠然と感じている不満などを見つめなおす機会になるかもしれませんよ。
終身雇用が当たり前ではなくなっている
2021年9月にサントリーの新浪社長が「45歳定年制」の導入を提言して話題になりました。
これを聞いたとき、ピンとこなかった人も多かったのではないでしょうか。45歳で人材はもういらない?
でも、どうやら本当に言いたかったことはそこではないようで。
60歳で定年を迎える終身雇用制度は、これからの時代に合っていないということ。
自分のスキルを活かして、他のステージで自分のスキルを発揮する ということが言いたかったようです。
その年齢が、ちょうどいろいろ経験して脂がのったきた「45歳前後」ということらしい。
私も40歳手前にして転職を経験しました。
その時に思っていたことは、もっと自分のスキルを活かして、より給料の高い職場で働きたいということ。
そんなことを考えている人って、たくさんいると思います。
ただ、定年まで働いて退職金をもらえるなら今のまま我慢しようかな、と考えているのも事実だったりして。。。
しかし、年金の受取額や退職金が年々減っていく世の中で、終身雇用に身を任せるのは不安ではないでしょうか。
それなら自分のスキルを活かして、今からチャレンジするのは大いにありです。
自分自身を見つめ直す良い機会にもなります。
こちらの本は、終身雇用の時代から変化が起きていることが漫画で分かりやすく説明されています。
シンプルに「このまま仕事を続けていいのかな?」と考えたくなる内容。
原作は400ページ近くあって内容も少し難しく読み進めるのが大変ですが、データを元に分析されているので、きちんと把握したい人にはこちらをお勧めします。
ストレスによる健康被害
仕事に不満を抱えているだけならいいですが、残業が多かったり、口だけの無能な上司に毎日怒鳴られたりと、精神に苦痛を感じるパターンであれば、すぐに転職をしたほうが良いです。
以前の職場で精神を病んでやめていく新入社員を毎年見てきました。
無能な上司に怒鳴られ過ぎて、その場に気絶してしまう後輩も。。。
カオスでしたよ。
ヤバすぎて笑えませんが、こんな職場もきっとあるはず。
異常に眠気に襲われたり、頭の中がなんだかモヤモヤしたり、考えがまとまらなくなったら要注意です。
脳みそがシャットダウン寸前です。もう休めと。
私もストレスを感じてそんな症状に見舞われたことがありました。
そんなときは無理せず休みましょう。
精神を病まなくても、毛が薄くなってしまったり、歯みがきが面倒になってしまい歯石で歯がまっ黄色とか、口臭がきついなんてこともあります。
これを放置してしまい、20代で虫歯が悪化して歯を抜くことになるケースもあるそうです。
そこまでして頑張る理由はないですよね。人生で働く期間はまだまだ長いですから。
資本である体がまともに動かなければ本末転倒。
健康は大切な資産ですから、何よりも大事にしましょう。
厚生労働省でこのようなチェックも出来ます。
質問事項が多いですが、自分の状態を客観的に見れますので、ぜひ一度やってみてください。
私がやったところ、ストレス少なめでしたw
今の職場環境には感謝ですね。
自分を見つめ直せる
仕事をするのが当たり前すぎて疑問に思わないかもしれませんが、
仕事は楽しい?
なんで今の会社に入ったのか?
自分がやりたいことって何だろう?
なんてことを考えてみたことはありますか?
カッコいい言葉を並べましたが、日々の仕事や子供の世話など、忙しさに追われて行動がワンパターンになっている人って、結構多いはず。
私もそうでした。
本当はもっと仕事でもプライベートでもやりたいことがあるんだけれど、その気持ちを押し殺して、見て見ぬふりして毎日を送ってしまっていました。
しかし、いざ転職を目の前にすると、自分は何がしたいんだろう?と考えるはずです。
この時に少しだけ自分と向かい合ってほしいと思います。家族がいれば相談してみるのも良いですね。
そして、何がやりたいのか、何が得意なのかを客観的に見つめ直してみましょう。
今まで考えたことがないような自分の良いところ、得意なところが見えてくると思います。
それを転職という行動につなげるかどうかはあなた次第です。
でも、自分の良いところ、得意なところを意識して行動するだけでも、あなたの大きな変化につながるはずです。
まとめ
現代において、何十年と仕事を務めあげての「お疲れさまでした」が、通用しなくなっています。
自分が持っているスキルを発揮できる環境を見つけて、自分からどんどん仕事をする時代がきています。
どうせなら楽しんで仕事をしたいですよね。
実際に転職するのが難しかったととしても、そのために行動を起こすだけで得るものが大きいはず。
それが自分の自信になり、次の行動を後押ししてくれます。
今の仕事、自分に少しでも不満があるなら、ぜひ転職を考えてみてはどうでしょうか。
私が転職を考えていたときは職業安定所しか頼るところがありませんでした。
今ではgoogle検索でも求人情報が出てくる時代。
これだけ簡単に情報が手に入るのですから、どんどん新しい情報を手に入れて行動してみてはどうでしょうか。